手をつなぐ育成会とは
育成会とは、昭和27年知的障害をもつ子のお母さん3人の提唱から全国に広がり
教育・福祉・就労などの施策整備、充実を求めて
活動してきた歴史のある親の会です。
私たち、久留米市手をつなぐ育成会は
制度を利用しながら、当事者親子が
地域でつながり合い、支え合い
安心して暮らしていくことを願って活動しています。
オープンスペース
◇かようサロン 火曜日10:00-12:00
保護者同士の相談、悩みや近況を話し合える場
育成会事務所or日々+cafe
◇すいようカフェ 水曜日15:00-18:00
事業所・仕事帰りに寄り道、仲間と出会える場所
森川ビル5階(久留米市東町40-15)
◇きんようほっとカフェ 金曜日10:00-13:00
子育て、学校の悩みなど子連れで相談できる場
ぷらっと.荘島(久留米市荘島町9-10)
手をつなぐ育成会は、知的障害者の教育・福祉・就労などの施策の整備・充実を中心にすすめてきた全国組織の団体です。福祉制度がある程度整ってきた現在、久留米市手をつなぐ育成会では、ここ数年力を入れていることは、オープンスペースでの「つながり作り」と、制度のすきまの「支え合い活動」です。
その流れのなか、今年度、久留米市手をつなぐ育成会は大きく事業変更にふみきりました。
長門石の社会福祉センターで永年作業してきた「あすなろ」の線香の箱詰め作業をやめて、カフェの運営に舵をきりました。場所も市役所の近くに移転し、地域の方が来られてほっとするスペースをメンバーや職員と一緒につくりあげたいと思っています。先輩の保護者の方々が大変なご苦労をかけて育てられた「あすなろ」の事業を大きく変化させることにご理解を頂いたこと大変感謝いたしています。
地域での支え合いは、つながりをつくることが第一歩だと思っています。障害をもっている人は支えられるばかりではなく、支え手にもなっています。メンバーが心をこめて入れたコーヒーを飲み、ちょっとおしゃべりをする事で、暖かい気持ちになって帰られる方がいます。このつながりが、地域にじわりじわりと広がって欲しいと思っています。
これからも、障害のある人もない人もともに過ごす社会をめざして活動していきますので、よろしくお願いいたします。 代表理事 藤野 薫